The Calhoun V2
Calhoun V2は、伝説的なギタリストであり、作詞家、プロデューサーでもあるMike Campbellのシグネイチャーモデルです。Mike CampbellはTom Petty&The Heartbreakersでの活躍で知られていますが、Don Henley、Bob Dylan、Stevie Nicks、George Harrison 、Jackson Browne、Brian Setzer、Johnny Cash、Fleetwood Mac、The Wallflowers等数々のアーティストたちとも密接に仕事をしていました。彼はまた、Mudcrutchの創設メンバーでもあり、Dirty Knobというサイドプロジェクトも行っています。JHSで彼だけのシグネチャーペダルを作る機会を得たとき、言葉では言い表せないくらい光栄でした。それではCalhoun V2の機能を見ていきましょう。
Calhoun V2は、Mike氏のライブやスタジオパフォーマンスにおける具体的な要望をもとにデザインされた2 in 1のオーバードライブ/ファズペダルです。Calhounの左側はVolume、Drive、Treble、Bassコントロールを備えたドライブペダルセクションです。Volumeコントロールはペダルの出力レベルを設定します。Driveコントロールは回路の歪みの量をコントロールします。Treble、及びBassコントロールはペダルのEQを調整し、必要に応じてサウンドを明るくしたりダークなサウンドへと変化させます。Calhounの右側は、Volume、Fuzz、Bias、EQコントロールを備えたファズペダル・セクションです。Volumeコントロールはドライブセクションと同じく出力レベルをコントロールします。Fuzzコントロールはファズサウンドの強弱を調整します。Biasコントロールでは回路の電圧を調整することで、ヘッドルームを広げてよりパワフルなトーンを得たり、もしくはサチュレートしたトーンを得ることができます。EQコントロールはファズセクションのトータルのトーンをコントロールします。トグルスイッチは両方のエフェクトがONの時の接続順を切り替えることが可能で、トグルスイッチの傾いている側のエフェクトが先に接続されます。トグルスイッチのポジションを切り替えることでファズとドライブセクションの接続順が入れ替わり異なる感触のトーンが得られます。
パワージャックは標準的なDC9V センターマイナス極性です。筐体右側のインプットジャックは1/4“ モノラルケーブルを使用してギターと接続します。筐体左側のアウトプットジャックは1/4“ モノラルケーブルを使用して後続のエフェクターやアンプのインプットと接続します。
大事なことを忘れていましたが、HeartbreakersのLAで行ったリハーサルのデモをお届けいたします。
Calhounは、シンプルで簡単に使用できる、プレイヤーの誰もが求めるドライブトーンを1台のパッケージに収めたパーフェクトなペダルです。ブルースやロックに必要な全てのトーンは容易にカバーします。