Discontinued and Rare

Twin Twelve V2
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Twin Twelve V2

1963年にSilvertone*は60Wモデルの1484ギターアンプを発表しました。元々はスチューデントモデルのアンプでしたが、1484は時が経つにつれて伝説となり、また見つけることが困難になって、音楽界の何人かのビッグネームからも賞賛を受けました。そのSearsカタログでのデビューから1967年の廃盤までのわずか4年の間に、1484″Twin Twelve”アンプはゴッホの作品のように、廃盤になって何年も経ってから、素晴らしい評価と価値を見出されました。BeckやDeath Cab for Cutie、The White StripesのJack Whiteや、最近ではVampire WeekendやColdplayがこの希少なアンプをポピュラーミュージックの最前線に引っ張り出してきたのです。JHSペダルの”Twin Twelve”のDRIVEチャンネルは、Silvertoneの1484″Twin Twelve”アンプでしか得られないクラシックなプリアンプ/オーバードライブのトーンを、完全アナログのペダルエフェクターで再現した世界で最初の商品です。

JHSペダル Twin Twelveの心臓部には、アンプに組み込まれているオリジナルの真空管の代わりにディスクリート・トランジスタが装備されています。ペダルのそれぞれのトランジスタ段は、オリジナルのアンプのリアルな真空管サウンドを再現できる完全な電圧となるように、細心の注意を払って手作業で調整が行われています。またオリジナルの真空管で設計されている重量と出力が得られるように、9V DCマイナスの電源を内部でパワフルな18Vに昇圧できるように回路が設計されています。これによって、よりパンチやダイナミックレンジ、そして今まででのエフェクトペダルの中でベストの1つとなる、アンプのようなフィーリングを全体のサウンドに得ることが出来ています。

JHSペダル Twin Twelveには5つのコントロールがあります:VOLUME、DRIVE、BASS、TREBLEそしてCLEANです。オリジナルのアンプにはVOLUMEとBASS、そしてTREBLEしかありませんでした。ここで、Twin Twelveペダルに追加されたDRIVEコントロールについて説明しましょう。ペダルのVOLUMEコントロールは、オリジナルアンプにはなかったマスターVOLUMEとして機能します。意図的に、ペダルのVOLUMEコントロールを最大まで回した場合、ペダルはマスターVOLUMEのないアンプのようになります。Twin Twelve V2は、VOLUMEを調節する際に、V1より洗練されたスイープと改良された”スイートスポット”を持っています。ペダルのDRIVEコントロールは、基本的にアンプのVOLUMEコントロールと同様に機能します。ペダルのDRIVEを上げるにつれて、アンプのVOLUMEコントロールを上げたようなオーバードライブと真空管のようなサチュレーションが得られます。このペダルとオリジナルのアンプの最大の違いは、ペダルのDRIVEコントロールを上げて歪ませ、同時にペダルのVOLUMEコントロールで全体の音量を下げることが出来るという点です。1484アンプはこのような機能が付いていなかったので、狭い演奏場所や小さいライブハウス、またはベッドルームでの演奏といった状況の中で、アンプをブーストさせて得られるベストなサウンドを得ることが困難でした。BASSとTREBLEのコントロールは、1484のBaxandall型トーン回路のほぼ完全な再現で、若干のマイナーチェンジによってよりギター用エフェクトとして扱いやすいように調整を加えています。もし本物の1484アンプを演奏したことがある方でしたら、アンプのBASSコントロールをブーストさせていたかと思います。理由は、スイープの40%がほとんど効いておらず、トーンの変化が聴こえないからです。JHSのペダルにおいては、BASSコントロールのポットの数値を調整したことでより変化を聴き取れるようになり、また使い易いコントロールレンジとなっています。ペダルのBASSとTREBLEコントロールを12時の位置に設定すると、もっとも典型的な1484アンプのトーンが得られ、さらに広げたり微調整したりする余裕が十分残されているのです。またBASSとTREBLEのコントロールはアクティブですので、周波数のカットとブーストが可能です。バージョン2に新しく加わったのがCLEAN/DIRTトグルスイッチです。このスイッチによって、Twin Twelveはクリーンなプリアンプのブーストからクラシックで吠えるようなミディアム・ヘビーのオーバードライブまでカバーすることができます。新しいCLEANモードは、回路からDRIVEコントロールを切り離し、ステータスLEDが青く点灯します。このモードでは、巨大なヘッドルームを伴ったよりクリアなアンプのトーンが得られます。CLEANモードでは、完全ディスクリートのブーストやアンプシミュレーターのように、または常時ONのプリアンプのように、ギターのトーンが太くなります。スイッチが上側にあるときは、クラシックなTwin Twelveオーバードライブモードとなり、LEDは赤く点灯します。CLEAN/DIRTトグルスイッチは、ペダルの右側面にある1/4″ジャックを使用すればリモートでのスイッチングが可能となります。通常のTwin Twelveのトーンを設定しておけば、ペダルボードのスペースに余裕がないときでもRedリモートを使って瞬時に2つめのトーンを呼び出すことが出来ます。

Twin Twelve V2は、常時ONにしておくクリーンプリアンプとしても使用することができ、現在使用する機材のエンハンサーとして、パワフルなソロブースターとしても使用することが可能です。アンプライクなヘビーなオーバードライブとしても、トレブルブースターとしても、エッジの立ったファズ・オーバードライブとしても優れています。JHSはこのペダルが今までで最も素晴らしいペダルの1つだと確信していますし、あなたにもまたそのように感じて頂けると思っています。デロリアンに飛び乗って時間を遡ることなく、クラシックなSilvertone 1484のトーンを楽しんでください。

* Silvertoneという単語/名称は登録商標です。JHSペダルのTwin TwelveはSilvertoneとは一切関係がありません。JHSペダルはTwin Twelveという単語/名称を商標として米国特許庁に出願中です。

電源は一般的な9V DC/100mAセンターマイナスアダプターでご使用いただけます。
サイズ:56.0mm x 109.2mm x 38.1mm

VERSIONの歴史について:
V1 = 4つのコントロールと白いLEDを装備しています。
V2 = DIRT/CLEANトグルスイッチ、Red Remoteシステムそして2色のLEDを装備しています。

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