Pedals

Smiley

“Legends Of Fuzz”シリーズは、世界で最も歴史のある、稀少で、人気の高いサーキットのコレクションです。

JHSでは10年以上にわたってファズペダルをラインナップしています。JHSオリジナルの回路設計のものやクラシックのレプリカを通して、人気が行き来するファズのトレンドを見てきました。”Legends Of Fuzz”シリーズは、これまでに製作された最も重要なファズ回路へのトリビュートであり、これらのペダルのストーリーをこれから生まれるであろう音楽の中に確実に反映させるためのJHSなりの流儀なのです。60年代半ばのロンドンのシーンにおけるファズの黎明期から、ビッグマフを復活させた90年代の旧ソ連軍の工場まで、ファズはストーリーを語り、そしてそのストーリーにはあなたと同じギタリストの存在が不可欠です。ギターをヴィンテージのファズ回路に接続することほど原始的なことはありませんが、この回路が生み出す生々しく、荒々しく、そしてピュアなサウンドは楽器が達成できることの限界を押し広げるのです。ファズにプラグインして、60年にわたる美しくも破壊的なサウンドのストーリーをお楽しみ下さい。

1966年、盛り上がりを見せるブリティッシュ・ロックシーンにおいてファズ・エフェクトが必要とされていることを知ったセールスマンIvor Arbiterは、自身の会社であるArbiter Electronicsでロンドンの他のギタープロダクトカンパニーに加わって、この流行のサウンドに対する彼自身の見解を公にしたいと考えたのです。マイクスタンドの円形の土台を見て、同様の丸い筐体にエフェクトを収めてまるで顔(2つのノブが目、フットスイッチが鼻、ブランドラベルが口)のように見せるというアイデアをひらめきました。

こうして誕生したのがFuzz Faceです。同年、Jimi Hendrixという名のアメリカのギタリストがロンドンを訪れ、IvorがデザインしたFuzz Faceは彼の愛機となりました。それ以降の話についてはもはや説明する必要はないでしょう。

Fuzz Faceは最初期の数年はゲルマニウム・トランジスタを使用して製造されていましたが、1969年にゲルマニウムが完全にシリコンデバイスに取って代わられてからはArbiterもそれに追従してシリコン・トランジスタを使用するようになりました。Jimi Hendrixは、そのサウンドや攻撃的なバイト感のほか、使用環境によって動作が安定しないゲルマニウムよりもシリコンバージョンを好んで使用していました。 JHS Pedals Smileyは、初期のシリコンFuzz Faceの素晴らしいサウンドを忠実に再現したものです。Josh Scottのコレクションの中からいくつかのヴィンテージユニットを選び抜き解析して、この時代のマジックを完璧にキャプチャーすることができました。

Smileyはクリアで明瞭であり、ディストーションペダルと焼け付くようなサステインの境界線を越えて、ヴィンテージのArbiterのユニットに求められる強烈なサステイン、伸びやかなローエンドとミッドレンジのバイト感を備えています。良好なFuzz Faceの最も崇拝されている特徴の1つとして、ギター本体のボリュームノブを下げることでクリーンサウンドをアウトプットできる能力が挙げられますが、Smileyももちろんこの特徴を再現しています。

コントロールはVolumeとFuzzです。Volumeはエフェクト全体の出力レベルを設定し、ノブの設定を上げるとより大きな音量が得られます。Fuzzはディストーションをコントロールし、時計回りに回すほど強力なファズサウンドを作り出します。シャーシ側面のModeボタンを押してユニークな “JHS Mode”にアクセスすれば、Smileyは二度と戻ってきたくなくなるようなハイゲイン/ゲート・ファズのテリトリーへと突入します。

クラシックなトーンをカバーするファズを求めているのであれば、もうこれ以上探す必要はありません。Jimi Hendrix、Jack White、Eric Clapton、David Gilmour、そしてEric Johnsonといったレジェンド達は、無数のアルバムでこのFuzz Faceを使用してきました。次はあなたの番です。

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